一般内科について

内科に関係する病気はたくさんあり、症状の発生している部位、臓器によって専門的な内科診療科があることはよく知られています。
呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、内分泌内科、脳神経内科、血液内科、膠原病内科…など多くの専門科がありますね。
当院では、院長がこれまで特に経験してきた呼吸器内科以外の内科的な病気に対しても対応いたします。
困っている症状が発熱でも、思いがけず腫瘍が見つかることがあります。
息切れがする、という呼吸器の病気を疑う症状でも、貧血が見つかることもあります。

内科では現れる症状だけで病気が特定できないことはしばしばありますので、自身の専門科以外の内科的診療をも心がけ、より専門的な精密検査が必要な際には総合病院へご紹介いたします。
どのような症状でも構いません。困ったことがあればまずはお気軽にご相談ください。

呼吸器内科について

呼吸器とは、肺、気管支、胸膜など、呼吸に関する臓器をさすことが一般的です。関係する病気には、肺炎や気管支炎などの急性期の感染性疾患、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの慢性疾患、肺癌、中皮腫などの悪性疾患などが挙げられます。
症状として多いのは、せき・たん・発熱・息苦しさ・胸の痛み、などです。当院では、胸部X線(レントゲン)やCTなどの画像検査、肺機能検査などを用いた適切な診断と治療を心がけています。症状がない方でも、健診や人間ドックで胸部X線の異常を指摘された方や禁煙をしたい方もお気軽にご相談ください。

訪問診療について

当院では、訪問診療、往診ともに対応しています。訪問診療とは、「毎週○曜日の○時に」と約束して医師が訪問し診療することをさします。
1~4週間に1回の割合で定期的、且つ、計画的に訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行っていきます。
往診とは、通院できない患者さまの要請を受けて、医師がその都度、診療を行うことをさします。突発的な病状の変化に対して、救急車を呼ぶほどでもない場合など、普段からかかりつけのホームドクターにお願いして診察に来てもらうもので、困ったときの臨時の手段ともいえます。当院は、「在宅療養支援診療所」として届け出を行い、認可施設として診療を行っています。

地域の訪問看護ステーション・介護/福祉サービス事業所や、緊急時の入院治療が可能な病院としっかり連携し、自宅での療養をお手伝いいたします。24時間の対応、終末期のお看取りも実施しています。まずはお気軽にご相談ください。

禁煙外来について

喫煙は、がんや循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など、さまざまな生活習慣病のリスクになります。たばこの煙に含まれる化学物質は7,000種類以上と言われ、周りの人にも悪影響を及ぼします。「受動喫煙」によって、虚血性心疾患や肺がんのリスクが高まることがわかっています。妊娠中の女性の喫煙・受動喫煙は、早産や死産、低出生体重児などの誘因にもなります。
また、授乳中の女性がたばこの煙を吸うと、母乳中にニコチンが混じり、乳児がニコチンを取り入れることにもつながります。
平成18(2006)年4月から禁煙治療に健康保険が適用されるようになりました。
施設基準を満たした保険医療機関で、患者基準を満たした患者さんは、初回から12週間にわたり計5回、「ニコチン依存症管理料」として禁煙治療に保険が適用されます。

「患者基準を満たす」とは、次の3項目全てに該当する場合です。

1.

ニコチン依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断された方(10点中5点以上)

2.

35歳以上の者については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が、200以上である方

3.

ただちに禁煙することを希望している方であって、「禁煙治療のための評価手順書」に則った禁煙治療に
ついて説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方

ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト

5項目以上当てはまる場合、ニコチン依存症と
診断されます。

【質問項目】

1.

自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまう事がありましたか

2.

禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか

3.

禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか

4.

禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、
食欲または体重増加)

5.

上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか

6.

重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか

7.

タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか

8.

タバコのために自分に精神問題(※1)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか

9.

自分はタバコに依存していると感じることがありましたか

10.

タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか

  • 1:禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、
    不安や抑うつなどの症状が出現している状態

当院は、禁煙外来を実施する施設基準を満たした医療機関として届け出をしています。上記に当てはまるかどうかも受診された際に
判断いたしますので、禁煙したい方はお気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群について

いびきが気になる

夜間に
何度も目が覚める

寝起きが
すっきりしない

車の運転中や
仕事中に眠くなる

睡眠時無呼吸症候群とは、主に睡眠中に空気の通り道である“上気道”が狭くなることによって無呼吸状態(10秒以上呼吸が止まること)と大きないびきを繰り返す病気のことです。成人男性の3~7%、成人女性の2~5%程度に見られる比較的頻度の高い病気ですが、睡眠中の無呼吸やいびきによって良質な睡眠が妨げられ、日中の眠気による事故などにつながりやすいことが大きな問題となっています。また、睡眠中に体内の酸素量が不足しがちになることで全身のさまざまな部位に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる合併症を引き起こしやすくなることも分かっています。
睡眠時無呼吸症候群は“単なるいびき”と軽く考えられがちですが、重度な合併症を引き起こすこともあるため、できるだけ早く原因となる肥満の改善や治療を行うことが必要です。

当院では、簡易睡眠ポリグラフ検査を実施しています。この検査は、携帯用の医療機器を用いていびきの状態や空気の流れを感知するセンサーを鼻の下に、血液中の酸素濃度を測る機器を指に装着した状態で眠り、睡眠中の呼吸状態や上気道の狭窄の有無を評価するもので、自宅で実施可能です。
この検査の結果によってはすぐに治療へ移行することもでき、疑いが強い場合には精密検査を実施します。治療には、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)を実施するのが一般的です。
この治療は睡眠中にマスクから強制的に空気を送り込んで狭くなった気道を広げるもので、この治療を行うことで心筋梗塞や脳卒中などを発症する危険性を通常と同程度まで低下させることが分かっています。

アクセス

〒725-0026 広島県竹原市中央2-14-15

0846-22-2002
電車でのアクセス
JR呉線 竹原駅から徒歩約10分
芸用バス 新港橋(しんみなとばし)バス停降りてすぐ
お車でのアクセス
国道185号線 道の駅たけはら手前
駐車場
無料10台程度あり
※詳しくはスタッフまで

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お支払いが可能です。
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